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SEC「Regulation Crypto Assets」提案:トークンが有価証券でなくなる条件とは

Regulation Crypto Assets,

5 min read 編集方針

長年の不確実性と土壇場での延期を経て、米国証券取引委員会(SEC)はついに暗号資産向けの規制案を正式提出した。名称は「Regulation Crypto Assets」。トークンがいつ有価証券となり、いつそうでなくなるかという、業界が10年来抱えてきた問いに対する、米国史上最も体系的な答えの試みだ。

歴史的な一歩ではあるが、冷静に位置づける必要がある。これはあくまで提案であり、法律ではない。実際の効力は多くの要因に左右される。本稿では提案の内容。その重要性、そして誤解を避けるうえで押さえるべき限界を整理する。

SECが示す3つのアプローチ

実際には、提案の核心は、暗号資産企業が資金調達の際に従える3つの明確な経路だ。最初の2つは「適用除外」、すなわち従来の有価証券登録に伴う煩雑かつ高コストな手続きを回避できる法的抜け道である。

第1の適用除外はスタートアップ向けで、4年間で最大500万ドルの資金調達を認めるもの(SECの提案文書による)。情報開示義務は軽微に設定されている。第2の適用除外はより規模が大きく、年間最大7,500万ドルの調達を可能にするが、その代わりに監査済み財務諸表や定期的な報告書の提出といった高い透明性が求められる。段階的な仕組みだ。調達額が大きくなるほど、投資家への情報提供義務も増す。若い暗号資産企業が厳格な規制を逃れるために海外へ流出する代わりに、国内で合法的に資金調達できる道を開くことが狙いである。

SEC Proposes New Regulation Crypto Assets

最大の目玉:トークンの「セーフハーバー」条項

提案で最も革新的かつ待望されていたのが第3の経路、いわゆる「セーフハーバー(安全港)」だ。これは近年無数の訴訟を生んできた最も難しい問題、つまり「最初の販売時点では有価証券とみなされていたトークンが、いつその分類を外れるか」を解決しようとする試みである。

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